今年も残りわずかとなりましたので、福井県の年末年始の受診体制についてまとめました。
年末年始の受診体制
年末年始に発熱や喉の痛み、咳等、コロナと疑われる症状が出た場合の受診体制は下記のようになっています。
- かかりつけ医がいる場合
⇒まずはかかりつけ医に電話で相談 - かかりつけ医が休診の場合
⇒県の「受診・相談センター」へ電話相談
・連絡先:0776-20-0795
・24時間対応(時間外は携帯電話へ案内)
分からない場合は、県の「受診・相談センター」に電話して下さい。
そこで受診可能な医療機関を紹介して貰えます。
※福井市休日急患センターも、コロナと疑われる症状がある場合は、事前の電話連絡が必要です(他の市町も同様と思われる)
コロナが疑われる症状
発熱、倦怠感、咳、痰、呼吸困難感、鼻汁、鼻閉、味覚・嗅覚障害、下痢 など
また、受診時の注意事項はこちらです。
- 受診前に必ず電話相談(いきなり行かない)
- 受診時間を確認
- マスクをして受診
- 公共交通機関は使わない
感染を広げないためにも、受診前に必ず電話で確認(予約)をして下さい。
第一波の時には、アポなしで受診した人が陽性と判明し、受診した医療機関が休診に追い込まれた事例もあります。
他の人にも多大な影響が出るので、アポなしでの受診は絶対にやらないでください。また、感染しない、感染させないためにも、注意事項は必ず守りましょう。
今年は年末年始、当番医を通常よりも増やして対応出来るようにしています。
- 年末年始の当番医の数を例年より増やす
- 県の受診相談センターも平日並みの体制を組み、相談・検査に対応
- 各地域に検査可能な医療機関は毎日ある状況
- 多数発生した場合に備えて、それに対応出来る体制をとる
- 入院の体制:病院、宿泊療養施設、入院コーディネートセンターも平日並みの体制で入院調整を図る
県は年末年始も滞ることなく受診・検査できる体制を整えています。
気になる症状が出た場合は、様子見をせずに早めに相談をして下さい。
様子を見ている間に症状が悪化したり、人にうつしたりして感染を広げる結果になってしまいます。
コロナは急激に症状が悪化して、最悪死に至ります。
先日亡くなった羽田議員(53)も、急激に症状が悪化し、発症から僅か3日で亡くなっています。
24日夜に38度台の熱が出ましたが、亡くなった27日は熱は36.1度まで下がっていました。
最近の傾向
- 県外滞在後に発症
- 症状が出ても一旦治まり、2~3日後に再び症状が出る
- 熱が出ても微熱程度(37度台前半)の人もいる
- 会食や職場で休憩中の感染が多い
- 家庭内や職場での感染が多い
- 外から持ち込み⇒会食⇒家庭・職場⇒院内、の順になっている
- 高い熱や咳がいきなり出るイメージだが、実際は微熱や喉の違和感程度の方が多い
最近の傾向として、いきなり高い熱が出るよりも、微熱や喉の違和感などの軽い症状が出る⇒一旦軽快⇒2~3日後に再び症状が出る、が多いです。
インフルのように高い熱が出るイメージがありますが、実際は37度前半の限りなく平熱に近い微熱や鼻汁、倦怠感が出る事も少なくないです(その下で症状が静かに進行)
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