南越前町で、特産の花はすの出荷が昨日から始まりました。
南越前町の花はすは全国一位の生産量で、主に首都圏に出荷されています。
はすの聖地?南越前町
南越前町では、はすの生産が盛んで、全国の生産量6割以上を占めています。
出荷は主に7~8月で、出荷先は東京や大阪、京都などです。
- 花はすの生産量は日本一
- 全国の6割以上を占める
- はす農家は7件(南条蓮生産組合)
- 町内には花はす公園もある
はすの花は仏花として使われる事が多いですが、華やかでいて清廉さのある独特の姿で人気が高い花です。
はす(蓮)とは?
はす(蓮)はインド原産のハス科多年性水生植物です。
野菜のレンコンはこのはすの地下茎の事ですが、はすには花を愛でる観賞用と、野菜として食べる食用があります。
花言葉は「雄弁」、7月の誕生花で、夏の季語でもあります。
主に池や沼で育ち、地下に茎を張り巡らします。
地下茎から水面までは1m程になり、葉っぱは円形ではっ水性があって水玉ができます(これをロータス効果と言います)
花は観賞用に、地下茎と茎と種は食用になります(茎は日本ではあまり食べませんが…)
ベトナムの国花はハスで、ベトナムでは蓮茶と言うお茶があるそうです。
花の時期は7~8月で、朝早くに咲き、昼ごろには閉じてしまいます。
種は硬い皮で覆われていて、長期間発芽能力を維持できます。
有名なのは昭和26年に発見された「大賀はす」と呼ばれるもので、放射性炭素年代測定でこの種が2,000年前の弥生時代の物と判明しました。
この「大賀はす」は、南越前町の花はす公園にもあります。
またハスの花は仏教やヒンドゥー教などで、神聖な花として扱われています。
蓮の花はこれからが見ごろに
はすの花の時期は7~8月と、これからがシーズンです。
南越前町には花はす公園があり、そこでは早朝からはすの綺麗な花を見る事が出来ます。
はすの花は雨が降っていても風情があるので、今週末に訪れてみるのもいいですね。
雨の日と晴れた日それぞれに良さがありますし、花はす公園は入場料も不要なので何度見に行ってもいいでしょう。
これから花が少なくなる夏にはお勧めです。
花はす公園のホームページはこちら↓
花はす公園の位置はこちらです↓
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