日本でも感染者が増える傾向にある新型コロナウイルスですが、全世界での感染が止まりません。
一体世界はどうなっているのかを調べてみました。
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これまでの全世界の感染状況は?
全世界の感染者数は下記のとおりです、(米ジョンズ・ホプキンズ大学より)
- 感染者数:1011万5912人
- 死者数:50万1233人
- 回復者数:512万人
↓は世界の新規感染者数のグラフですが、最近は増加傾向になっています(グラフはYahooより)

↓は新規感染者数の累計ですが、こちらも最近はアフリカ等での感染が広がっているのがわかります。

最近は1日の感染者数が20万人近くにまで増え、新記録を更新している状況です。
WHOは感染が急速に拡大傾向に向かっていると警告しています。
世界の感染状況は
世界の多くの国で、感染が拡大しています(感染者・死者数は厚労省より・6/28時点)
アメリカは?
- 感染者:2,510,151人
- 死者:125,539人
アメリカでは16の州で著しい感染者の増加がみられています。
また無症状患者が多い、保険制度が整っていない、肥満が多い、マスクや手洗いの習慣が薄い、経済活動を優先したがるなど、不安要素が強い印象です。
ブラジルは?
- 感染者数:1,313,667人
- 死者:57,070人
ブラジルはアメリカに次いで感染者数が世界2位です。
経済活動を優先しているため、積極的な感染予防を行っておらず、今後も感染者が増えるとみられています。
ロシアは?
- 感染者数:626,779人
- 死者:8,958人
ロシアは感染者数が世界3位になりましたが、死者数は少ない傾向です(集計方法が他国と違う可能性もありそうですが…)
最近感染者が増えているとのニュースも見かけたので、今後も感染者が増えそうです。
インドは?
- 感染者数:528,859人
- 死者:16,095人
インドは国土封鎖を行っていましたが、感染者の増加が止まりません。
主要都市での感染が急増して病床がひっ迫しているほか、6月には全土封鎖を大幅に緩和したため、一日に1万人超のペースで感染が広がっています。
専門家の話では、ピークは11月ごろとの報道もあり、まだまだ予断を許さない状況が続きそうです。
中国は?
- 感染者数:83,500人
- 死者:4,634人
中国は一時期感染が落ち着いていましたが、28日に首都北京に近い河北省安新の50万人に対し、厳格なロックダウンを命じました。
今回も武漢と同じレベルの厳しい規制になるそうです。
ドイツは?
- 感染者数:194,458人
- 死者:8,968人
欧州では感染者が少なく、医療制度も整っているドイツは、感染者も死者数も少なめですが、最近、食肉加工場で大きなクラスターが発生しました。
食肉加工場の従業員1,553人が感染し、従業員7,000人やその家族が隔離されているそうです。
ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州では、この集団感染を受けて都市閉鎖(ロックダウン)されました。
上記以外でもオールトラリアや韓国で感染者が増えています。
オーストラリアではヴィクトリア州で感染が拡大し、緩和していたロックダウンを新たに敷くなどの対策に出ています。
韓国も、小規模のクラスターが発生するなどしていますが、第二波が始まり数カ月は流行が続くとの見方もあり警戒を強めています。
また、アフリカや南米でも感染者が増えていますが、特にアフリカでは集計がままならない国も多く、感染状況が把握できない国もあり、実態が掴めていません。
しかし、世界全体では感染が急速に拡大しているため、今後も警戒が必要です。
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