昨日宮城県内で、上空に留まる白い物体の目撃情報が相次ぎ、ちょっとした騒ぎになりました。
白い物体はいつ、どこで?
白い物体が目撃されたのは、宮城県内です。
画像はTwitterから。
地元の宮城県で朝から未確認飛行物体らしきこの白い玉がずっと動かず浮いているらしい。なんなんだこれは、、 pic.twitter.com/ZqsSZrVSD0
— はまちマシッソ@F2F (@HamachiF2F) June 16, 2020
これまでの情報をまとめると、このような感じです。
- 白い物体は17日午前4時ごろから目撃情報あり
- 白い気球のような物と、その下に十字型の機器のような物がつり下げられている
- プロペラを確認
- 飛行機の11,400メートル上空よりも高い高度を飛行
- 一定の場所に長時間留まり、自立飛行しているとみられる
- 太陽電池パネル搭載
- 宮城県~福島県で目撃情報あり
- 高度からしてかなり大きい?
- 届け出は今のところなし
- 気象庁、警察、自衛隊、大学の物ではない
- 午前10時頃に県警がへりを飛ばして確認⇒落下の恐れなしと判断
- 午後7時ごろまで確認も18日朝には行方不明に
- 国土交通省・仙台空港事務所によると、太平洋側に流れて行った
- 今日の目撃情報はなし
気球のようなものですが、飛行機よりも高い高度を飛んでいた上、同じ場所に留まるなど、かなり高性能のようです。
このような物体を飛ばす場合は事前連絡が必要ですが、今のところ該当する届け出はないそうです。
SNS上では気象庁の大気観測機器の「ラジオゾンデ」ではないか?との声もありましたが、気象庁が否定しています(ラジオゾンデは既に廃止)
国もこの物体を把握
国の方でもこの物体の事は把握し、監視しているそうです。
菅義偉官房長官は18日の記者会見で、宮城県の上空で17日に目撃された白い球体の飛行物体について「発見されたことは承知している」と述べた。「他国が敵意を持って飛ばしてきた可能性はないのか」と問われると「ご指摘のような事実はなく、被害は確認されていない」と返答。「関係機関において従前より、必要な警戒監視はしっかり行っている」と説明した。
白い物体は太平洋に流れて行った模様で、結局正体は今も不明のままです。
県警がヘリを飛ばしましたが、残念ながら高度的に届かなかったようです。
飛んでいる高度が飛行機よりも上なので、ヘリやドローンでは接近できず、回収は難しいようです。
また撃ち落とすとしても、住宅街に落下したり、中に何か危険物(細菌など)が入ってる可能性もあり、撃ち落とせばそれで解決とはいかないようです。
しかし、監視していると言っていたはずですが、今日は行方不明との事です。
夜の間にどこかに流れて行った模様です。
この物体の正体は?
この白い物体の正体ですが、残念ながら今の時点でははっきりしていません。
ネット上では下記のような推測がありました。
- 大気観測機器「ラジオゾンデ」
- 他国のインターネットなどの通信基地局
- 大学のエアロゾル観測機機器
他にも、UFOや爆発物、隣国の細菌兵器、スパイ機器、Googleの気球、宇宙人からのメッセージ説や使徒説などもありました。
また、未確認の物体が領空に侵入してきた事に対して、無防備すぎる、平和ボケしている、呑気すぎるとの批判の声も。
確かに、何か危険なものが搭載されていたら…と思うと怖いですね。
奇しくも隣国が危険な動きを始めた時期と重なるため、生物兵器では?との憶測も多数見られました。
個人的には気象か大気を観測するためのものかな?と思っていますが、非常に気になっているので、また正体がわかったらご報告します。
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