福井大震災があった6月は、福井県では防災の月でもあります。
梅雨で水害が起きやすい時期でもあり、防災意識が高くなりますね。
そんな中、福井県の防災情報サイトがリニューアルしていました。
6月15日に県防災情報サイトがリニューアル
リニューアルしたのは、奇しくも昨日でした。
昨日防災関係の記事を書いた時には気が付かなかったです…【情報収集、甘かった…)
しかし、時期的には日曜日の大雨の後、しかもこれから梅雨本番、震災記念日も7/18の福井豪雨も近いので、タイミング的にも良かったのではないでしょうか。
福井県防災ネットを勝手に検証
では、新しくなった福井県防災ネットを詳しく勝手に紹介します。
TOPページはこちら
まず、このサイトのURLはこちらです。
福井県防災ネット:https://www.bousai.pref.fukui.lg.jp
↑せっかくなので今、ブックマークしてしまいましょう。
(「いざという時」は探している余裕もないので)

以前のサイトがどんな感じだったのか知らないので比較はできないのですが…
ぱっと見た感じ、すっきりして分かりやすいですね。
地図には機能がたくさん
↓の地図の赤で囲った部分をクリックすると、それぞれの情報が出てきます。

↑は、交通規制と河川カメラを表示させたものですが、河川カメラはクリックすると↓のように地点名と河川名、時間と現在の様子が表示されます。
現在の様子は洪水が起きそうな時は、実際に見に行かなくても済むのでかなり便利です。
時折川の様子を見に行って流される人がいるので、カメラの近くの方はカメラを利用してください。
地図の下は警報や注意報、雨量などの観測データ一覧
地図の下には、下記のような県内の市町の警報や注意報、雨量などが一目で見られるようになっています。
これはいざという時、あちこち見て回らなくても済むので便利です。
避難所が開設されているかなども見られるので、実家や友人知人、同僚などの住む地域の情報も探しやすいですね。

最後は公共交通やライフラインの情報一覧
今回、地図の色んな機能と同様に便利だな、と感じたのが、下記の公共交通やライフラインのお知らせ一覧です。
これ、非常時にあちこち探し回るのはかなり時間もとられるし面倒なんですよね。
特に停電情報や運行情報などは、あちこち探し回らなきゃいけませんから。
中には探しにくいサイトもあって、「こんなん見つかるかー!」と思った事もありますし(どの会社とは言いませんが…)
でも、↓のように一覧になっていて、直接そのページに行けるので、いざという時とても便利です。

中々いいなぁと思ったのは、スマイルバスの運行状況でした。

↑のように、現在のバスの位置がわかるようになっているんですね(実際にはバスはリアルに動いています)
バス、もう何年も使っていないし、スマイルバスは私の住んでいるところは回っていないので知りませんでしたが、こういうのがあると普段利用するのに便利ですね。
外国語にも対応しているのがいい!
このサイト、13ヶ国語に対応しています。
![]() |
|
福井でも外国人労働者や旅行客が増えているので、各国の言語に対応するのは必須と言えば必須ですね。
災害時に日本語がわからない人への情報の伝達が重要視されているので、このような取り組みは今後も進めていく必要がありますし。
もし知り合いの外国の友人や知人がいて、↑の言語で情報が伝わるようなら、ぜひ勧めて欲しいと思います。
福井県危機対策・防災情報ポータルサイトもぜひ!
今までは福井防災ネットの紹介でしたが、「福井県危機対策・防災情報ポータルサイト」も合わせてご紹介します。
というか、こちらの方が情報量多いかも…

こちらには「雪道情報ネット」や高速道路情報なども載っています。
災害時には情報はいくらあっても困らないので、先ほどの「福井県防災ネット」と合わせてブックマークしておくと便利です。
災害時に使えそうなリンク集
災害時(主に水害)に使えそうなリンク集を紹介します。
福井県の河川の水位やダム観測情報、河川カメラ、雨量など幅広い情報 ⇒福井県 河川・砂防総合情報
各地域の雨の状況や警報、注意報など ⇒大雨警戒レベルマップ(Yahoo)
雨量や河川の水位、ダムの放流情報 ⇒国土交通省「川の防災情報」
福井県内の防災に関するマップ ⇒ふくい防災マップ
福井県内の災害に関する情報サイト ⇒福井防災シグナル
福井県内の防災に関する情報(福井県公式)⇒福井県庁 危機対策・防災課
詐欺や事件、通行止めなどの情報⇒福井県警察Twitter
市町ごとの防災情報提供サービス(メール等)の登録はこちらからできます↓
⇒自治体がメール等により実施している住民向け防災情報提供サービス(福井県)
全てのサイトを登録しておく必要はありません。
サイトを見て使いやすそうな物を選んで、ブックマークしておくといざという時に便利です。
また、行政機関や省庁、警察署などのTwitterでは気象情報や道路状況などを発信しているものもあるので、フォローしとくといざという時便利です。
「新しい生活様式」に沿って、予防を心がけた生活を送りましょう。
