新型コロナウイルスの影響で休館していた福井県立恐竜博物館ですが、6/15に一部条件付きで再開するとの発表がありました。
再開に当たっては感染防止を徹底
恐竜博物館の再開に当たっては、コロナウイルス感染防止策の徹底が求められます。
今回、再開に当たって下記のように変更がありました。
- 入口で検温と手指の消毒の徹底
- 入口はチケット購入者と未購入者をわける
- 出口を新設
- 午前の部と午後の部に分けて入れ替え制に
- 午前の部の後に館内の消毒
- 予約システムの運用と入管制限は年末までの予定
- ミュージアムショップは特別展示室の前で商品数を減らすなど余裕を持たせる
- レストランは客席を半分の55席程度に
- スタッフはフェイスシールド着用
- 7/17から予定の特別展は延期
このように、感染防止のための措置を取った上での再開となります。
当面は館内の観賞時間を1時間半程度で終えるようにお願いし、展示物への接触も禁止です。
予約は個人は恐竜博物館のホームページ、30人以上の団体はファックスで、6/8の午前9時から受付が始まります。
6/15~7/13まではプレオープン
再開する恐竜博物館ですが、当面はプレオープンの形をとって、下記のように条件付きになります。
- 6/15~7/13まではプレオープン
- 対象は福井県民
- 予約制
- 午前の部と午後の部に分ける
- 午前・午後それぞれ1,000人
- 発掘体験は県民対象で電話受付のみ
7/13までは県外からの来館は自粛をお願いし、福井県民が対象になります。
また、キャンペーンも開催します。
- 期間は6/15~7/13
- 先着200名(午前・午後で各100名)に勝山市内で使える食事券や入浴券付きの「勝ち山満載セット」をプレゼント(2,220円相当)
・市内で使える500円分の食事券
・市内4か所で使えるお土産券500円分
・水芭蕉入浴券
・かつやまディノパーク入場券 - 予約システムで予約した県民が対象
本格オープンは7/14から
7/14の開館記念日からは本格的に再開する予定です。
しかし、下記のような条件付きとなります。
- 午前の部と午後の部はそれぞれ1500人
- 発掘体験は7/14より再開し、参加者は従来の1/3の180人/日
- 発掘体験の当日券は廃止
- 市内宿泊をメインとした第二弾のキャンペーンを検討中
入場者数の制限がありますが、以前も休日には3,000人/日ほどの来館者があったそうなので、それを思うとそれほど厳格な入場制限にはならなそうです。
ただ、野外の発掘体験は定員の1/3の180人/日まで制限するので、発掘体験を楽しみにしている子供たちにはちょっと残念ですね。
休館中も動画を配信中
恐竜博物館では、休館中の今も動画の配信を行っています。
⇒どこでも恐竜博物館はこちら(YouTube)
博物館は今年で20周年を迎えるため、休館中も色々な企画の準備をしていました。
3月には巨大な古代のクジラの全身骨格など常設展示を一部新しくしています。
1階には白亜紀に生息したヨロイ竜の「ジンユンペルタ」の全身骨格(複製)と竜脚類のブラキオサウルスの頭骨(複製)、2階には約4千万年前~約3800万年前に生息したクジラの仲間の「バシロサウルス」の全身骨格(複製)が新しく新設されています。
これらはYouTubeでも紹介しているので、行く前にチェックしておくのもいいですね。
ただ、7/17から開催する予定だった開館20周年記念特別展「恐竜新時代~世界に拡がる恐竜王国の覇者たち」は来年度に延期になりました。
恐竜博物館の概要
恐竜博物館の概要はこちらです。
- 住所:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
- 電話番号:0779-88-0001
- 開館:2000年7月14日
- カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称される
- 44体の恐竜の全身骨格が展示(うち10体は実物の骨の化石を使用)
- 昨年の入館者数は92万人(2/29から休館)
- 第二恐竜博物館の計画あり
福井県内の観光施設としてはトップクラスの恐竜博物館。
男の子が満面の笑みで電車に乗って恐竜博物館に行く姿をよく見かけましたが、早くこのような光景が戻ってきて欲しいです。
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