昨日、全国の緊急事態宣言が解除されました。
それに伴い福井県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議が、今日14時から県庁でありました。
その内容をまとめました。
福井県の現状は?
福井県の現状はこのような感じです。
感染者数 | 122人 |
死者数 | 8人 |
入院者数 | 5人 |
重症者数 | 2人 |
一時生活施設 | 0人 |
自宅待機者 | 0人 |
退院者数 | 109人 |
確保病床数(10病院) | 173病床 |
宿泊療養施設 | 115床 |
ピーク時は81人いた入院患者も、現在は5人にまで減っています。
今後の福井県の対応
県民向け
6/1より解除
- スポーツジム、カラオケ、バーの利用自粛を解除
- 会食の人数制限(5人)を解除
6/18まで
- 首都圏、北海道その他継続して感染者が発生している地域への不要不急の外出を自粛
- 上記の地域からの不要不急の来県の自粛
- キャバレー・ナイトクラブ等の接客を伴う飲食店、ライブハウスの利用の自粛
今後は県民行動指針Ver.5に改定し、その内容を徹底してください。
- 新しい生活様式の実践(マスク着用・人との距離2m・手洗い30秒など)
- 多人数での会食は出来るだけ避ける
- 発熱や咳、全身の倦怠感がある時は絶対外出しない
- 職場における感染防止対策の徹底
- 医療機関を守るための努力(受診前に必ず電話・医療関係者への協力など)
- 人権、個人情報保護の徹底 など
事業者向け
- 業界団体や県が占めるガイドラインによる感染防止対策の実施を依頼
※業界団体ガイドインの状況(5月末見込み)
スポーツジムやカラオケなど業界団体のガイドライン数131件
- イベント等の自粛の要請を解除(6/1より)・地域の行事の自粛要請を解
※地域で行われ、広域的な人の移動が見込まれない&参加者がおよそ把握できるもの - コンサート、展示会などで下記の要件を満たすイベントの自粛要請を解除
・屋内なら100人以下、かつ収容定員の半分程度の参加人数
・屋外なら200人以下で人と人の距離が十分(2m)確保できる事 - 今後、約3週間ごとに感染状況や感染リスクの評価をしながら、段階的に条件を緩和
感染拡大防止について、イベント開催に当たり、下記の感染防止策が講じられる事を主催者に周知・依頼
- 適切な感染防止策の実施(入隊情事の制限や誘導、待合場所の密の回避、手指消毒、マスク着用、室内換気、客席との十分な距離の確保など)
- イベント前後や休憩時間の交流を極力控える
- 参加者名簿の作成による連絡先の把握
- 導入予定のスマホを活用したアプリは、接触率の低減や感染拡大防止に寄与することを周知
学校の再開
- 6/1より、県立学校、小中学校を再開
第二波対策
- 医療体制の確保
医療機関の協力を得て必要な病床を確保保有病床数(5/26現在)・感染症指定病院等…173床(※今後30床増床可)
・宿泊医療施設 …115床(※今後318床増床可)
合計…288床 - PCR検査の早期実施
・検査機器追加で1日あたりのPCR検査能力を拡大
現在 236件/日⇒5月末には326件/日
・濃厚接触者や県外帰省者などが発熱した場合などPCR検査を早期に実施 - 感染拡大兆候の早期把握と拡大防止
①濃厚接触者からの感染拡大防止
・感染者数を最大限おさえるため、濃厚接触者が待機する宿泊施設を準備
②情報開示の重要性
・感染者や感染場所になった事業者に対し、情報開示など疫学調査の協力を強く要請 - 感染拡大があれば速やかに県民に対し外出自粛などを実施
<注意レベル…1週間の新規感染者5人以上>
・感染状況を踏まえ、特に注意すべき行動や施設での対策を周知
・県民行動指針、新しい生活様式の徹底
<警報レベル…1週間の新規感染者20人以上・他感染経路不明者、重症者数など>
・外出自粛などを要請
新しく改訂した県民行動指針Ver.5は、今日の会議資料の最後に載っています。
現在、入院者数は5人まで減り、第一波はほぼ終息している状況です。
今後は第2波への備えが対策の基本になりそうです。
まだ完全に全ての自粛要請が解除されたわけではありませんが、第二波に負けないよう、自粛すべきところはしながらの生活になりそうです。

新型コロナウイルス-福井県内まとめ福井県内の新型コロナウイルスのまとめページです。
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...
「館せっかく大長考の早期把握と拡大防止」
たぶん
「感染拡大兆候の早期把握と拡大防止」
ですよね。
はじめまして、とらさん。
誤字の連絡をありがとうございます!