19日、福井県で新型コロナウイルスの感染者が591人と過去最多を更新し、これで県内の感染者は45,002人になりました。
知事が臨時の会見を開いたので、その内容をまとめました。
会見の詳細
感染拡大警報を発令
県は19日、これまでも注意報を警報に引き上げました。
期間は本日から8月7日(日)までです。
お盆の前に再度対応を考えるとの事です。
最近の感染状況
- 今日、過去最多を更新し591人に
- 病床使用率は22%と警報レベル
- 直近1週間の新規感染者数は3492人と過去最多
・昨日に続き過去最多を更新


- 感染経路は家族間、学校、保育園など
・会社関係・介護事業所が増える傾向にある

- 感染者の年代
・20歳未満が4割

- 入院患者の年代
・全体では70代以上の感染者は1割未満
・20歳未満でも一定数の入院患者がいる

県民の皆様へのお願い
- 会話時のマスク着用の徹底
・マスクが出来ない子供もいる
・マスクなしで話している時は大人が声掛けをしてマスク着用を勧める
・熱中症予防のため、マスク着用はメリハリを - 換気の徹底
・熱くなってから感染者が増加→冷房使用時期に重なる
・定期的な換気を - 早めのワクチン接種
・安心して夏休みに出かけられるように早急に接種を
・接種券が届いたらすぐに接種を

- 夏休み期間の行動
・旅行前、旅行直前、旅行中、旅行後に分けて対策を
・旅行の2週間前にはワクチン接種を
・出発時は駅で陰性確認を
・旅行中はマスク着用の徹底
・旅行後は無料検査
・体調管理の徹底、体調不良時は早めに受診
・諸侯後1~2週間は人に会うのを控える - 社会的な行動制限(飲食や県外往来の制限)は求めていない
- 自宅や宿泊療養施設で経過観察したのは1万1千人
・このうち入院に至ったのは4人で、重症化なし
・十分な医療に結びつける体制が出来ている
・過度に行動制限をかけないよう声がけをしていく

新しい取り組み
- あおっさ1階に臨時の無料検査場を開設(7/21~8/21)
- 自宅経過観察について
・重症化リスクのある人には10日間、毎日経過観察
・それ以外は発症から5日間経過観察

- 小学生向けの感染対策の周知
・ドリル(クイズ)形式で周知
・タブレットでもみれるようにする

- ワクチン接種の推進
・ノババックスワクチンの接種が可能
・ノババックスは副反応が少ない
・未接種の方は是非お考えを - 県接種会場で金・土に接種

質疑応答
- 警報に引き上げた目的は?
・病床の使用が増えひっ迫する可能性がある
・注意よりも警戒する水準になってきた - 警報に留めた理由は?
・専門家からも意見を聞いた
・病床の使用が低く抑えられている
・オミクロン株は重症化が非常に少ない
・経済面も重要な時期になっている - 健康対策対象者の重点化について
・リスクのない人は5日間に短縮
・陽性者・接触者サポートセンターや保健所の負担軽減
・陽性者・接触者サポートセンターの人員をリスクの高い人に振り分ける
・一般の方は5日でほぼ軽快している
・以前は急に悪化する人がいたが、今はいない
・専門家の意見も聞いている - 2類から5類への変更は?
・国がしっかりエビデンスを見て検討頂きたい
・重症化しやすいところをどう重点化するか、病床をどう守るかも一緒に考えて欲しい
・どんな形でWithコロナの時代にするか考える時期に来ている - 感染の今後の見通しと県民への呼びかけ
・第七波と言われている
・福井県では過去最多を更新
・「BA.5」への置き替わりが進む
・まずは自身がうつらない事が大事
・マスク着用、換気、子どもへの声掛けをお願い
・重症化リスクは段々低くなっている
・あまり行動制限をかけすぎず、出来るだけ平常に近い形でお過ごし頂きたい - 「BA.5」は「BA.2」より重症化しやすいとの話がある
・県内では急に症状が変わったという症例に行きあたっていない
・「BA.5」だから恐ろしい事になっている事はない - 熱中症と感染予防の両立について
・子供の中にコロナが怖くてマスクが外せないとの声もある
・お話はマスクを念頭において欲しい - 自宅経過観察の期間短縮について
・短縮して欲しいとの声もある
・隔離期間=他人にうつす期間がどうなのかは国がしっかり検討する必要がある
・感染リスクがある期間として10日間としてきた
・5日間で症状がほぼ収まっている
・重症化リスクがある人が手薄にならないようにする - 経過観察について
・観察者の手が足りないのか?
・以前は1人120人程度で、今も変わっていない
・感染者の数に合わせて人を増やしている
・手が足りず電話出来ていないということはない - 県民割について
・今後止める可能性がないとは言えない
・相手がやめるならやめる事になる
・今のところ福井ではキャンペーンで広がった例はほぼない
・今のところ問題はないと考えている - 小学生向けの周知対策は?
・チラシを作って配布
・タブレットでも周知
・20日には配れるようにする - 臨時無料検査場について
・国が求める一環 - 病床の縮小の予定は?
・長期間病床を確保している
・うんと困ってくれば入院している人を宿泊療養施設に移す
・いずれなくなっていけば縮小も
これまでの福井県内の感染状況
本日正午時点の状況です(内は前日比)
感染者数 | 45,002(+591) |
死者数 | 48人(+1) |
入院者数 | 244人(+10) |
うち重症者数 | 0人 |
うち中等症Ⅱ | 2人 |
うち自宅観察 | 3,246人(+260) |
使用感染症指定医療機関 | 96床(+9) |
宿泊療養施設 | 148床(+1) |
療養解除 | 40,873人(+258) |
感染症指定病院等 | 441床 |
宿泊療養施設 | 575床 |
濃厚接触者数 | 81,130人(+1.035) |
うち健康観察者数 | 5,946人(+398) |
発生届取り下げ | 2人 |
重症の定義:ICUに入室または人工呼吸器を装着した方

コロナに関する情報ー旧まとめ新聞や会見、ネット上で得たコロナに関する情報をかいつまんで載せています。
上から福井県、国内、国外の順です。
世界の感染者数と県別の...
感染者や濃厚接触者、医療関係者に関してのお願い
- 感染者やその関係者のプライバシーには十分な配慮をお願いします
- に誹謗中傷や差別が降りかからないようにみんなで支えましょう
- 医療関係者や関係職員への誹謗中傷や偏見などはおやめ下さい
感染者への誹謗中傷や嫌がらせ、偏見はおやめ下さい。
根拠のない情報を流す事は名誉棄損に当たります。
その他県内のコロナに関する情報
<参考資料>福井県庁ホームページより
- 福井県内第4,5期の振り返りと今後の方向性
- 福井県4~5月の振り返り(3~6P)
- 福井県内第3期の振り返りについて
- 福井県内第2期の振り返りについて
- 新型コロナウイルス感染症患者の退院後のフォローアップ調査結果(第2波)
- 福井県内第1波の振り返りについて
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新型コロナウイルス-福井県内まとめ福井県内の新型コロナウイルスのまとめページです。
5月8日が最終更新です。
感染者数と感染者の状況
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