7日、知事が臨時会見を開き、10日まで発令されていた感染拡大特別警報を警報に引き下げると発表しました。
会見の内容をまとめました。

会見動画はこちら
県内の状況
- 特別警報を警報に引き下げ
- 期間は4/11から4/24まで2週間
- 病床は落ち着いている(注意報以下のレベル)
- 今日の新規系統は32系統(県外は25系統)
- 今後も増える傾向があるので警報に切り替え
- 状況に変化があれば変更もあり得る

- 入院者数は減ったがリバウンド傾向
- 新規系統が増えてきている点が心配

- 家庭内感染が50%強が継続
- 県外由来が増加

- 下の図は赤が20代、グレーが60代
- 正月頃は20代の感染が多かった→60代に拡大→60代が減・20代が増
- 20代は感染者数を増やす要素がある
- 正月が年度替わりに似ている
- 基本的には家庭内感染が多い
- 20代は独身で感染させる人数が少ない→会社の同僚、知人に広げやすい→会社学校で他の年代に感染

- 県外からの流入について
- 年末年始に大きな山があった
- 福井県は15000人を増えると山が来る傾向
- 3月の3連休から人の流入が増えている

- 無料検査を4/24まで延長
- 年度替わりは若い人が久しぶりに会う/新しい人との会食が多い→感染場面に
- 感染は自宅か会食にほぼ限られる
- 会食中は会話時はマスク着用を徹底/長時間の宴会を控える
- 昨年は4月~ゴールデンウィークにかけて感染拡大をしている
- 早期受診の徹底を
- ふくいdeお得キャンペーンをブロック単位で実施
- 県外から来る方は3回目接種済みか陰性証明
- 4/11宿泊分から(今日から予約受付)

- 高齢者がいる家庭では家庭内でもマスク着用を
- 受診時に投薬・処方を開始(4/1~)

- 明日から順次新学期
- 部活動は感染対策を徹底し、平日の時短は解除、土日も解禁
- 県外に遠征に入ってクラスター発生が増えている
- 宿泊を伴う遠征や合宿は控える

- 高齢者の接種を先行→6割を超えた頃から感染者数が急減
- 60%に到達するように早くやっていく
- 県営接種会場で
・親子接種を開始(4/17~)
・金曜日の夜間接種を開始(4/15~)
・学生・専門学生向け、50歳以上の予約接種(4/9~)
- 専門家のご意見
- 医師会の池端会長
・全面的に支持、協力を表明 - 福井大学の岩崎先生
・宿泊療養施設の利用推進を進めて欲しい
・リスクの高い濃厚接触者への早期の検査に重点を置くのがいい - 県立大学の南茂先生
・経済界からは苦しいとの声が出ている
・県議会で予算を提案しているが、早期に進めて欲しい
質疑応答
同じような質問や、既に出ている内容に関しては省きます。
- 感染者数が再拡大に向かっている中での引き下げは?
・1月の終わり~2月初めの水準
・これから上がれば別の判断はある
・現状の入院レベルは13%程度
・今の状況であれば警報レベル
・経済活動の再開も念頭に置いている - 注意報に踏み切らなかった理由は?
・注意報も一つの選択肢として議論
・今日も新規系統が32系統(最近はなかった)
・県外が25系統
・まだ感染状況が心配
・歓送迎会を含めてきっちしマスク着用をして欲しい - ブロック割などで流入の心配は?
・福井県としては早めに再開してもいいと思っている
・両県の思いもある
・最近は観光旅行で感染させる顕著な例は見られない
・感染リスクを特に高めるものではない - 部活動の緩和について
・高校で感染が見られている状況
・大きく見れば感染対策をしてここまでやっている
・中高校でも、家族から感染して学校に持ち込んでも、学校で感染させるのは1~2人程度(0の事もある)
・今の段階では自主性を重んじて感染対策を出来る
・宿泊を伴う遠征などは自粛して頂く - ワクチンの3回目接種について
・3月はワクチン加速月間
・接種率は54.6%(全国平均は51%でそれなりに高い)
・全体で3月は16万5千回、週4万1千回
・それなりにしっかり打ってきた
・全国順位は、2月末で接種率は20位台だが、今は10位台の前半
・高齢者の感染が急に減っているので病院の状況は改善している - 12~17歳のワクチン接種について
・これから始めている
・1~2回目の経験もあるので、注視しながら接種していきたい
・全国的に公表をされていないが、それなりに順調に進んでいると思っている
・親子接種は安心感が高いので、こういう機会を設けながら進めていきたい - ここ数日で亡くなった方が出ている
・ここ数日3人が続けて死亡
・感染された時期は3月半ばまでで、高齢者で、3回目接種はぜろ
・持病が段々悪くなり、コロナの症状が収まらないまま死亡
・今後も高齢者が同じ状況を辿る可能性がある
・医療現場と共に命を守る行動をしていきたい
・高齢者の感染が急速に減少している - 県外流入者が1万5千人をこえると感染者が増加
・この数字に意味があるかはわからない
・山が出来るところを見ると1万5千人をこえてくると増えてくる
・人流を見る時に気を付けるのは、通勤などでの往来は常にある→そこから増える分がある - コロナの病気についての受け止め方はどう変わったか?
・明日から県の会見を変える(会見を縮小)
・コロナに対する認識が大きく変わった
・県民の中ではまだ第五波までの緊張感でコロナを見ている人もいる
・ギャップが大きいと軋轢が生まれる可能性もある
・今は再拡大の兆候が見られるが、大きな山が見えているわけではない
・リバウンドではあるが、横ばい(下がらない)状況
・絶対的水準から言えば病床も安定、高齢者への感染の広がりはない
・感染がどんどん広がっていくのも考えられない
・経済の活動再開も必要
・特別警報もいつまでも長くやっていると効果も薄れる
・会見の仕方は全国的な状況に合わせてきた
・福井は土日も資料の配布はしていく
・感染者がいるという反作用が大きいとの声がある - かかりつけ医や保健所などの体制は?
・福井県は自宅で経過観察の人をそのままにすることは一切ない
・経過観察でも毎日電話で健康観察
・医師会、薬剤師会と相談し、持病の薬も含めて自宅配送を開始
・120の医療機関でコロナの治療(その場で検査し、陽性ならその場で投薬)
・インフルエンザのように対応
・自宅珪砂観察中は毎日電話しているので入院できる
・重症化させず、出来るだけ日常の生活が出来るようにする
・オミクロンでは重症化しにくい
・治療体制は徐々に前進して来ている
・入院する場所がないから家にいるのではない
・日常生活を続けながら治療を継続 - ふくいdeお得キャンペーンについて、まだ調整中の6府県について
・一部においては感染拡大が大きい
・福井から断っている状況ではないが、声をかける状況ではない
・双方が互いに安心感があるところと進めていきたい - オミクロン株の「BA.2」について
・現在、4例が見つかっている(量的には僅か)
・オミクロン株の感染しやすさが1.3倍
・それ以外はよく似ている
・置き換わってくればまた増えてくる
・完全に置き換わっている状況ではない
・会話時のマスク着用の徹底や早期の受診が大事
会見動画の中には不明瞭な部分があり、内容に間違いがある可能性があります。予めご了承ください。
その他県内のコロナに関する情報
<参考資料>福井県庁ホームページより
- 福井県内第4,5期の振り返りと今後の方向性
- 福井県4~5月の振り返り(3~6P)
- 福井県内第3期の振り返りについて
- 福井県内第2期の振り返りについて
- 新型コロナウイルス感染症患者の退院後のフォローアップ調査結果(第2波)
- 福井県内第1波の振り返りについて
新型コロナウイルスに関する相談窓口
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コロナに関する情報ー旧まとめ新聞や会見、ネット上で得たコロナに関する情報をかいつまんで載せています。
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世界の感染者数と県別の...