3日、知事が会見を開き、6日まで発令されていた感染拡大警報を3月21日までの延長を発表しました。
会見の内容をまとめました。

会見動画はこちら
県内の状況
- 感染拡大警報を3/21まで2週間延長
- 今日は335人の新規感染者を確認
- 1週間の新規感染者数は2226人
- 病床は117床、重症病床は4床

- 感染経路は家庭が中心で、学校や会社など
- 会社の同僚が2月に入ってから増加
- 建設・製造分野が5~6割を占めている
- 送迎バスや、県外から同僚などとアパートなどで共同生活
- マスクなしの談笑や喫煙時の会話、事務所内で複数人で仮眠

- 入院患者は高齢者の割合が高い
- 75歳以上で6割、65歳以上で75%

- 家庭にウイルスを持ち込まない
- 食事中を含めて会話時はマスク
- ラストワンメールを意識
- 高齢者は家庭でもマスクなど自分を守る行動を
- 小さい子供はマスクが出来ないので周りの大人が徹底を

- 体調不良を感じたら「コロナかも?」と考えて直ぐに行動
- 検査結果を待たずに直ぐに行動する
- 食事の時間や場所を分け、外出は控える
- 直ぐに受診・相談センターに相談

- 現場を抱えている職場での感染が増加
- 休憩場所で大人数での密集を避け換気を
- 食べている間は黙食を
- バスで移動時は窓を開け、マスク着用の徹底を
- 喫煙所での会話を避ける
- 共同生活では「任せて」の徹底を
- 年度替わりを控えて、歓送迎会はマスク着用の徹底を
- 学生などは移動の前に新年度を迎えるまでにワクチン接種を

- 抗原キットによる妖精確認後、宿泊施設に入所
- PCR検査→翌日陽性判明→翌日積極的疫学調査→翌日宿初施設に行くかどうかの話に
- 抗原キットでその日のうちに陽性判明→その日のうちに宿泊施設に入所
・遅くても翌日には入所 - 家庭内で1人目の感染者や基礎疾患がある方は迅速に対応
- 卒業式は感染対策を徹底して実施(人数制限、卒業生のみなど)
- 部活動は平日は時短、土日は控える
- 企業には、子どものクラスで陽性者が出ても過度の出勤制限をしない
・濃厚接触者以外は出勤可能
・過度に自粛しているところがある - 無料検査は3/21まで延長(抗原検査のみ)

- 3月を3回目接種の加速月間に
- 接種券が届いたらすぐに予約を
- ファイザー×2→3回目モデルナだと3か月後も抗体を維持
- モデルナも3回目は量が半分で副反応は少ない
- 県外へ進学する学生・就職する高校生に予約なし接種を実施(3/12~)
- 進学などで県外に行く学生などへのサポートを実施
- 高齢者への予約なしの接種を拡大→30人/日を50人/日に
- 小規模事業所向けの接種を実施
・技能実習生や従業員の家族も対象 - 大学・職域接種を開始

質疑応答
- 警報の延長の理由は?
・2週間前にピークアウトしたいと申し上げたが、まだ至っていない
・今日も300人を超える感染者
・今も当面皆様のご協力を頂く必要がある - ピークアウトしなかった理由は?
・全国的な傾向
・最近下がっている傾向があるが、未だに5~8万人をいったりきたり
・最近検査が粗になっているようになっていて、本当に減っているのかと思う
・地方部も遅れてきている
・オミクロンは短期間で感染していく
・家庭や職場全般を重点的に抑えていきたい - 医療従事者や県民が頑張っていても感染者が減らないが、新しい対策は?
・抗原キットを用いて早く隔離をしていく
・職場での経路もわかっているのでご協力を頂く
・家庭内では検査結果が出るまでは甘かったかもしれない
・全国的に高止まりで、福井もさらに注意しながら減っているところに連動できるようにしたい
・昨日も他の知事とも話したが、上がり方に対して下がり方がゆっくり
・3日弱で感染していき、簡単ではない
・大事なのは重症化させない事
・数よりも医療現場のひっ迫を避けるのが重要
・福井は病床は感染者数の割には上がっていない
・全国でも病床使用率は低い
・警報を引き上げる時期ではない - まん延防止等重点措置は?
・飲食業からは措置を取った上で協力金の支払いを求められている
・それ以外からは、人流を抑える措置を大変警戒している
・まん延防止等重点措置が出ている地域の人からは、観光を含めて非常に大きな打撃があり、これ以上の打撃は避けたいとの声
・国から事業復活支援金の申請受付開始
・県も2/28から事業継続支援金の受付を開始
・国は時間がかかるが、県は2週間程度で支払いたい(3/11から1回目の支払い)
・融資もしっかりするので持ちこたえて欲しい - 学校でも年度末で動きがあるが、対策は
・中学・高校は落ち着いている
・未就学児・小学校は中々減らない
・年度替わりで人が動くというが、学校は春休みに入る
・自宅で友達と遊ぶときにマスク着用を心掛けて頂ければリスクは減る
・指導を浴して頂いてマスク着用
・学校で広がるのは、学校の後
・家の中より外の方が感染リスクは下がる
・授業時間以外の対策の徹底をお願いしたい - 積極的疫学調査について
・新規系統が減って従来系統が増えた
・行動履歴をよく調べた事の効果は小さくなっている
・やめる・緩めるは感染者を増やす事になる
・保健所に人員の増強をしている
・保健所機能がひっ迫しているわけではない
・「濃厚接触者を早く特定して早く隔離する」は重要 - これからの2週間はこれまでの2週間と違うのか?
・思いは全く同じ
・家庭内・職場の感染が多いと明らかになった
・ちょっと具合が悪いと思った段階からコロナかもと疑う
・家庭内でも症状があったら検査結果を待たずに広げない対策を
・会社でも現場など移動も含めて気を付けて欲しい
・全国的な傾向に沿って福井も徐々に下がる事はあり得る
・他県に送れないよう減らしていきたい - 基本的な感染対策を呼びかけ続けるしかないのか?
・全国的な傾向というが島根・鳥取は2桁で減少傾向
・情報収集は続けている
・他県の対策などもうかがっている
・福井県の対策は遅れているどころか他県より進んでいる
・県外由来を抑えていかなければいけない
・感染者が多い地域との往来を控えて欲しい
・ワクチン接種は全国平均を少し上回っている
・直近1週間では接種は加速化している
・ワクチン接種の機会を増やして、直ぐに摂取できる体制を整える - ワクチン接種のスピード感は?
・県民で3回目ワクチン接種は2割ちょっとが3割済
・福井県は1.2回目は他県より一か月早く接種を終えた
・直近一週間の加速は全国トップクラス
・今月を加速機関としてご協力をお願いしたい - 歓送迎会などでの会食を制限する気はないのか?
・これまでも第六波になっても、行為を止めた事はない
・感染する場面は94%はマスクなしの会話とわかっている
・飲食店で広がっているわけではない
・年度末もマスク会食をしていれば問題ないと思っている
・盛り上がってマスクなしの会話は想定されるので、十分気を付けて頂きたい
・その場合は認証店の利用をお願い
・県から人数制限をするつもりはない - 事業所などへの周知の徹底は?
・経済団体なども含めて、その都度周知をしている - 飲食店では認証店程度や巡回など力を入れていたが、個別の事業所への働きかけは?
・飲食店と違って画一な活動をしているわけではなく、認証店は難しい
・それぞれの事業所がポイントに気を付けながら活動して頂くのが大事
・各事業所に基本はお任せする - 3回目接種や子供へのワクチン接種が出口になり得るか?
・それは一番難しい
・ワクチン接種はエビデンスでも効果が大きいと考えている
・地道にワクチン接種を続けていく
・基本的な感染対策を - 国への制度改善の提案については?
・補助金や交付金について
・これは是非制度改善をお願いしたい
・明日も全国知事会が開かれ、議論になると思う
・年末に予算が組まれたがその時は、その段階ではこんなに大きな波になるとは想定されなかった
・まずは額を増やし、30%以上が条件だが裾野を広げて欲しい
・努力しているところに効果が入らない
・措置対象に入らなくて困っているところがある
・対象に入らない努力しているところに効果がない - 都市部では検査が疎になっていると言っていたが?
・みなし陽性の形で積極的疫学調査が及ばない点を疎と言った
・確定的に言ったわけではない
・以前より綿密に調べているとは思えない状況
・現状が実態を表しているのか疑問に思うところはある
会見動画の中には不明瞭な部分があり、内容に間違いがある可能性があります。予めご了承ください。
県の今日の感染者についてはこれからやります。
最近判明した感染者の詳細
その他県内のコロナに関する情報
<参考資料>福井県庁ホームページより
- 福井県内第4,5期の振り返りと今後の方向性
- 福井県4~5月の振り返り(3~6P)
- 福井県内第3期の振り返りについて
- 福井県内第2期の振り返りについて
- 新型コロナウイルス感染症患者の退院後のフォローアップ調査結果(第2波)
- 福井県内第1波の振り返りについて
新型コロナウイルスに関する相談窓口
- 「受診・相談センター」
- 電話番号:0776-20-0795
- 対応
- 時間:24時間対応(夜は携帯電話に転送)
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・病状・症状に関する相談
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・検査予約調整
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コロナに関する情報ー旧まとめ新聞や会見、ネット上で得たコロナに関する情報をかいつまんで載せています。
上から福井県、国内、国外の順です。
世界の感染者数と県別の...