コロナの感染者が急増するなか、コロナの発症時よりもその後の方が大変だと言う声が上がっています。
実際、1年以上経っても体調が元に戻らないと言う声もあります。
この後遺症について調べてみたので、簡単にまとめました。
コロナの後遺症とは
コロナの後遺症とは、コロナの症状が回復した後も続く症状の事です。
ネット上で探したところ、下記のような症状があげられていました。
- 発症から120日後も、10%前後が咳、倦怠感、味覚嗅覚異常などが継続
・脱毛は20%程度(発症後1~4か月後) - 平均6か月後、発症時の症状の重さに関わらず約30%が後遺症を訴える
- 症状の重さに関わらず、約80%が退院6か月後も何らかの症状が存在
・最も多いのは倦怠感や脱力(約2/3)
・睡眠障害や脱毛が20%強
・味覚異常、動悸、関節痛、食欲不振が10%前後 - ウィキペディアより
・長期後遺症は「Long COVID」とも呼ばれる
・倦怠感(58%)、頭痛(44%)、注意欠陥(27%)、脱毛(25%)、呼吸困難(24%)
・回復した人の50%以上が、3か月後も何らかの症状に悩まされ続けている
・国立国際医療研究センターの調査では、発症2カ月後で48%、4カ月後で27%に何らかの後遺症があった
・別の調査では、陽性となってから14〜21日で仕事に戻れなかった人の割合は35%
・重症の場合、酸素欠乏の後遺症で肺や心臓、脳、腎臓、血管系など多くの臓器や器官系に長期的な損傷が残ると考えられている - 英国のキングズカレッジのチームの研究より
・約1700人の子供が対象
・調査期間は20年9月~21年1月
・子供の場合、後遺症の多くは8週間以内に回復する
・主な症状は疲労感、頭痛、嗅覚の異常
・症状の長さの中央値は6日
・症状が4週間以上続いた子どもは4.4%、8週間を超えは1.8%
・この頃はアルファ株が広がり始めていた頃
・デルタ株がどうかは不明 - 名古屋市のクリニックの例
・30代以下が大半(最も多いのが40代、30代以下が全体の半数)
・休職しなければいけないくらいのだるさ
・元々のコロナの重症度に関わりはない
・後遺症の症状が重い人は沢山いる
・多いのは「全身の倦怠感」「意欲の低下」「嗅覚障害」
・他にも味覚障害、脱毛、睡眠障害、記憶力や集中力の低下など
・コロナが軽症でも、後遺症が重いケースも - 重症者の半数は肺の機能が8割まで低下
- 肺に起こった線維化は間質性肺炎の形でほぼ生涯に渡って残る
・日常生活に大きな支障を生じる - うつ病やPTSDなどの精神疾患、認知機能の低下が10%程度
- 長期的に体調不良が継続する事により、うつや不安感などを発症するケースも
- 脱毛は発症後2か月後~100日後くらいまで続く
- 上記以外では、動悸、心拍数の変化、息切れ、呼吸困難感、咳、目や口の乾燥、鼻炎、食欲低下、胃腸の不調、下痢、発汗、耳鳴り、四肢の感覚低下やしびれ、立ちくらみ、筋力低下など
- 感染した人の3人に1人が少なくとも1つ以上の症状を後遺症として経験
ネット上の情報からみると、倦怠感や息苦しさ、嗅覚障害、脱毛などが多いようです。
また、研究結果からは、感染時の症状の重さに関わらず、後遺症が出るともあり、そうなると発症時よりも後遺症の方が長く苦しい可能性もあります。
若い人は、ワクチンを打ったから、基礎疾患がないから軽症で済むだろう、大丈夫という事はなく、その後の後遺症を考えれば決して感染していい病気ではありません。
また、コロナの後遺症はまだはっきりした定義はなく、後遺症と診断できる医師も少ないのが現状で、多くの人はいつ治るのかと不安を抱えながら生活しています。
また、肺炎で肺が線維化すると一生残ります(線維化を抑える薬はあるが線維化した肺を元に戻す薬はない)
この場合、若い人ほどダメージを受けた身体で長い時間を生きていかなければなりません。
デルタ株以降、若い人でも重症化するケースが散見されるようになっているので、自分は大丈夫と安心するのは危険です。
後遺症・まとめ
- 感染者の多くが何らかの後遺症を経験
- 後遺症は発症時の症状の重さに関係ない
- 無症状でも後遺症だけ残る場合もある
- 重症者は内臓に障害が残る可能性が高い

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