28日、感染者の増加を受け、県は臨時記者会見を開きました。
会見の内容をまとめました。

会見の概要
28日、知事が会見を開き、現状が緊急事態宣言直前という状況にあり、県民への感染対策の徹底を再度要請しました。
現在の感染状況

- 7/22から8/20まで「感染拡大警報」を発令中
- 病床施入率は緊急事態レベル
- 新規感染者が増加した場合、「福井県緊急事態宣言」を発令する必要がある
- 感染拡大防止に向け、感染対策の再徹底を
- 28日、使用病床が100床を超える
- 1週間前の1週間の新規系統は10系統だが、今日までの1週間は33系統に増加
- 県外由来が3系統から21系統に急増
- L452R(デルタ株)が直近2週間で7系統
- 広がっているわけではないが確認された
- 首都圏、関西圏、石川県で感染者が急増している
警報を維持するが今後状況が悪化した場合、特別警報を飛ばして緊急事態宣言に移行する可能性を示唆
感染対策の再徹底
- 「おはなしはマスク」の徹底
・家庭内では体調不良者がいる場合はマスク着用
・会話しない時はマスクを外すなどメリハリをつけて熱中症対策 - 県をまたぐ行動は控える(強化)
・規制を含めて、全ての県との不要不急の往来を控える - 会食はマスク会食を徹底、4人以下で
・同居家族以外との会食は、場所に関わらず4人以下で実施
・外食は、マスク会食推進店(シール・のぼりが目印)を利用
・マスク会食推進店は3000店舗ほどある
・第三者認証店も936店舗ある - 体調不良の場合は迷わず医療機関へ
ワクチン接種の促進
- 10月上旬までに、希望する県民が2回接種するために必要なワクチン100万回分を確保できる見込み
- 10月末までに県内で接種する50万人が2回接種出来る体制を確保
- ワクチン接種を希望する方は、早めの予約、接種を
- 接種券は坂井市を除いた市町で発送済み
- 坂井市も順次発送予定
- 福井市は接種の予約を順次開始
- 殆どの市町で予約サイトや相談窓口で予約が可能
- 接種券が届いたらまずは1回目の接種の早期予約を
- 県内では1回目の接種済みが46%、2回目は31%程度
今後感染が拡大した場合の対策例
県民向け
- 夜間20時以降の外出自粛要請
- 不要不急の外出自粛要請
- 会食の自粛
- Go To イート、汚職事件の新規発行停止、利用停止
- ふくいdeお得キャンペーンの新規予約停止・割引停止
事業者向け
- 飲食店への時短要請
- カラオケの利用停止
- 感染状況やステッカー掲示状況に応じた休業要請(生活必需品を除く)
- 種類提供の停止環境施設や工場施設の人数制限や閉鎖
- イベント開催自粛
- 職場への出勤を出来るだけ回避
質疑応答
- 感染拡大警報を特別警報に引き上げなかった理由やねらいは?
・コロコロと切り替えると県民から慣れてきているとの声がある
・次回はの緊急事態宣言ではより強い措置を伴って考えていきたい - 今後夏休みを迎えるにあたって
・県外への往来の自粛は重いものと思っている
・県外由来の感染が増えている(10系統⇒33系統に増加)
・4連休の間に感染したと思われるものがぽつぽつ出てきている
・今後夏休みが続き、お盆の期間が来る
・今一度立ち止まって県外の往来を考え直して欲しい
・人と接する時は「おはなしはマスク」の徹底を - デルタ株について
・現状ではデルタ株は増えている
・増えているが感染が拡大しているわけではない
・今はデルタ株よりも変異株(英国型)の方が影響は多い
・感染力が非常に強く、感染対策の徹底の度合いを上げて欲しい
・その為にも「おはなしはマスク」の徹底を
・接触機会を減らすのは、飛沫が飛んでくる範囲を出来るだけ晴らす事
・「おはなしはマスク」は飛沫を吸い込む事を防ぐ
・「おはなしはマスク」で抑制効果を更に上げる
・親しい人と長時間接触する時間が増える
・現時点でデルタ株は8系統10人 - 市中感染は広がっていないため「Go To イート」等を継続するのか?
・今は経路が追えている
・発表時に不明でも、数日経つと判明している
・市中に経路不明が増えているわけではない - 今は緊急事態宣言直前だが、特別警報への段階を踏まないのか?
・前回までは警報や特別警報など段階のところでメッセージを出していた
・だが、それだけではわからなかった
・今後はお願いする中身を直接お知らせする - インターハイについて
・県をまたぐ移動が増えてくる
・選手や関係者は一番危機感を持っている
・今回は無観客開催
・選手は事前から行動が把握できている
・県民に大きな影響があるとは思わない
・選手には来県前から感染リスクのある行動は控えて貰っている - 緊急事態宣言について
・指標の数字が直ぐに増えたからと言って発出するわけではない
・専門家などの意見も聞いたうえで判断
・これまでよりも強い措置も考えられる
・感染系統が増えてくると市中対策に移らざるを得ない - 強い措置にはインターハイ中断もあり得るのか?
・最終的には高体連や競技団体と相談
・最終的にはあり得る
・そうならないように最善を尽くして状況を整えるのが仕事
・途中で辞退も起きて心を痛めている
・事前に競技団体によってルールは決められている
・心情的に心痛むが、試合の日が近接していると相手チームや周りに影響を与えかねない
・事前段階で検査で陰性であればいいが、本当の直前は超えられない壁もある
・そうならない様に日頃から体調管理や「おはなしはマスク」の徹底をお願いしたい - ワクチン接種について
・現状はワクチンをいつでも受けられるようにするのが今の私たちの仕事
・接種そのものは県民の皆さんにお考え頂く事
・公平感を見ながら考えていきたい - 指標が指標になっていない。指標が緊急事態宣言並みだが出さないのは見直しが必要でないか?
・使用病床数が緊急事態宣言レベル
・都市部と違い福井県は一旦入院をしてもらっている
・そういう意味ではそこまでのひっ迫度ではない
⇒県の会見はこちら↓
これまでの福井県内の感染状況
今日正午現在時点の状況です(内は前日比)
感染者数 | 1,520人(+17) |
死者数 | 36人 |
入院者数 | 106人(+16)※ |
うち重症者数 | 0人 |
使用感染症指定医療機関 | 102床(+15) |
使用一時生活施設 | 4床(+1) |
自宅待機者 | 0人 |
退院者数 | 1,378人(+1) |
感染症指定病院等 | 304床 |
宿泊療養施設 | 146床 |
濃厚接触者数 | 4,011人(+43) |
うち健康観察者数 | 191人(+25) |
発生届取り下げ | 1人 |
変異株 | 453人 |
重症の定義:ICUに入室または人工呼吸器を装着した方
※1人は県外で療養中

新型コロナウイルス-福井県内まとめ福井県内の新型コロナウイルスのまとめページです。
5月8日が最終更新です。
感染者数と感染者の状況
8日、新たに66人の感染を確認...
最近判明した感染者の詳細
その他県内のコロナに関する情報
<参考資料>福井県庁ホームページより
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発熱やけん怠感、喉の痛みなど、新型コロナウイルスが疑われる方が受診する際の受診体制が11月1日から変更になります。
受診の流れなどについての詳細はこちらで解説しています。

11月から変わる発熱時の受診体制。どうすればいいのかを簡単に解説11月1日から、コロナとインフルエンザの同時流行期に備えた体制が始まります。
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