7日、知事のの臨時会見を行い、県独自の緊急事態宣言を明日までとし、8日から感染拡大特別警報に引き下げると発表しました。
会見の内容ををまとめました。

コロナに関する臨時記者会計
7日、知事による臨時の記者会見がありましたので、その内容をまとめました。
感染拡大特別警報に切り替え
知事は臨時の会見を開き、県内に出ていた県独自の「緊急事態宣言」を「感染拡大特別警報」に引き下げると発表しました。
緊急事態宣言は明日8日に解除し、9日から22日までの期間は「特別警報」に切り替えます。
現在の状況
- 直近1週間の新規感染者数は53人(警報~特別警報レベル)
- 使用病床数は105/246床(使用率34.5%/特別警報~緊急事態レベル)
- うち重症者病床は1/24床(同4.2%/注意報以下)
- 先週は新規感染者数は108人だったので半減
- 病床も142床から105床に減少し、今後も減っていく状況
- 2週間前は直近1週間の感染者数が142人、使用病床数は148床でピーク

今後のポイント
- 「感染対策特別地域」を解除
・今後はワクチン接種や経済対策を実施 - 「おはなしはマスク」の徹底
・家庭内でも体調不良者がいる場合はマスク着用の徹底
・周りに人がいない時や会話しない時はマスクを外す
・メリハリをつけて熱中症対策 - 会食は「マスク会食」を徹底
・同居家族以外との会食は4人以下で
・外食はマスク会食推進店を利用
・体調が悪い時は絶対に参加しない
・飲食店は利用者に対し、積極的にマスク会食を呼びかけ - 職場内でのマスク着用の徹底
・二次感染で職場で広がっている事例がある
・体調不良時は出社せず医療機関を受診
・会社は気兼ねなく休みやすい職場作りを
・テレワークの推進
・ワクチン接種を受けやすい職場の整備 - 県をまたぐ移動は慎重に
・全国的に東京を中心に増え始めている
・これまでも東京が増えると地方がそれに続いて増えていく
・緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を実施中の地域との往来を控える
・その他の地域との往来は、感染状況を十分に把握し慎重に判断 - 迷わる医療機関を受診
・体調不良時は速やかに医療機関を受診
・次の感染を広げないため
・不安でもほとんどは陰性
・安心のためにも受診と検査を - 保健所の調査に協力
・1つの事を言わないだけで感染が広がる
・初動が遅れると次の感染が進んでいる
・次の次に広がるのを止めるためにも積極的に協力を
対策①
- 感染拡大防止支援策
・感染対策特別地域でのPCR検査(6/23~6/27)
・1751件の検査を行い9人が陽性
・同地区でのワクチン接種(7/4~) - 経済回復支援策
・中小企業等事業継続支援金により売り上げが減少した事業所を支援
・売上が50%以上減少している事業所
・期間を7月まで伸ばす
・「ふく割」で「マスク会食割」を順化地区限定(300店を目標)で発行(4万4千枚)
・「ふくいdeお得キャンペーン」による宿泊・日帰りツアーを造成
・「Go To ショッピング」消費喚起キャンペーンを開催(順化地区)
・県庁・市役所職員の有志で順化地区のランチやデリバリーを応援する運動を実施
対策②嶺南地区の県接種会場開設
- 7/10から予約受付開始
・方法:Web予約(電話でも可)
・対象:嶺南6市町から接種券が発行されている方
・1回目の接種が住んでいる方は対象外 - 7/17から接種開始
・場所:福大付属子k才原子力工学研究所(敦賀キャンパス)
・接種日:7/17(土),18日(金)、31日(土)、8/1(日)、7日(土)、8日(日)
・接種回数:1日最大150回
・その他:モデルナ製を使用
質疑応答
- 今後の見通しについて
・病床の利用率は1週間ほど経つと減っていく
・今後も減っていくとみられる
・宿泊療養は出来るだけ入院率100%を維持したい - 一時感染は収束だが、二次感染三次感染については?
・一時感染は落ち着いている
・二次感染も落ち着いてきている
・今はそれなりに納まってきている
・見つかった日は新規かと思うが、その後関連性が分かる物がある - 県民への呼びかけ
・緊急事態宣言から特別警報に切り替えるが、厳しい状況は続いている
・実際は緊急事態宣言が出た後も新たに店で感染者が出る例が散見された
・一人一人の行動が非常に重要
・ぜひとも「おはなしはマスク」「マスク会食」の徹底を
・夏休みまでに感染を抑える事が大事 - ワクチン供給量について
・直近で国のワクチンの幹部とも話をしている
・国民の必要な量は9月中には国内に入り、10月には供給される事は一切変わっておらず順調
・国が加速しようとして巡航速度を大きく超えてしまい、足りない部分が出ている
・国民全数が10月には入ってくる
・福井は高齢者の希望者は85%が接種
・10月中にはワクチンが入ってくるのは確実と見ている
・ある時期には足りなくなるかもしれないが、大きく見れば間に合うとみている - 福井県のワクチン供給について
・国は国民全員分のワクチンの用意は出来ていて、9月末までには国内に入り、1月内に国内に配送が出来る
・10月末までには国民全員分(1億2千万人ぶん)のワクチンが入ってくる
・毎週5万6千回の接種を続けていけば10月のしかるべき記事には県民の85%の接種が出来る
・現状は先週は6万回を超え、今週もいいペースで来ている
・今は調整局面に入っている
・ある程度在庫を持たないと(2回目の在庫が見えないと)接種が出来ない
・これ以上加速すると足りない時期がある時期に来ている
・能力的には満たす状況にはある
・総量的にも10月には福井県内に届く
・今は接種の受付を止めているが、接種は進んでいる
・県は市町と協力して10月に終える様努力している - 河野大臣がファイザー製の供給の発言について
・細かいところは国に確認して欲しい
・これまでに約1億回分のワクチンは届いている
・1万箱=1200万回分
・月に2万箱で3か月で7200万回分がはいってくる
・国が言っていることに矛盾はないとみている - ワクチン接種をしても統計的にも数%は感染する
・国は明確な指針を出していない
・ワクチン接種をしても感染リスクはある
・それは個別の対策で乗り切るしかない
・地域には経済対策をやっていく
・感染対策をしっかりした上で「Go To]事業などを復活していく - 福井市は接種の完了が11月にずれ込むとみている
・市は責任をもって対応している
・市は今見えているところで話をしている
・県の集団接種や職域接種は見えていない部分もある
・市が打てる接種能力から11月と見ていると思われる
・希望する方は10月に終われるような環境にしていきたい
・県内で週5万6千回打てば10月には終われる
・打つ方の能力も上手に配分する必要がある - 感染対策特別地域の検査の効果について
・9人出て大きかったと思っている
・多いと漏れがあり、少ないと過剰だったと言う話もある
・やっている事をいう事で、多くの方に安心して頂けた
・気付かなかった場合感染が広がっている
・他で見つかっても積極的に医療機関を受診頂いた
・完全に上手く行ったとは言えないが、効果はあった - 順化地区への経済対策について
・事業継続支援金を創設
・銀行の融資を受けていない方が多い
・経済的な打撃は大きかった
・同地区へのキャンペーンや職員のデリバリー等の支援
・順化地区の日帰りツアーを旅行会社が今作っている
・一定程度の経済効果はあるとみている
・デリバリーやテイクアウトは知事も参加する意向
・片町地区には行っていないが、知事も時々マスク会食はしている
・特別警報が解除されないと難しい
・8月には始めたいが感染状況による - 感染対策特別地域の解除は明日の緊急事態宣言解除と同時
臨時記者会見の動画はこちら↓

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5月8日が最終更新です。
感染者数と感染者の状況
8日、新たに66人の感染を確認...
最近判明した感染者の詳細
その他県内のコロナに関する情報
<参考資料>福井県庁ホームページより
- 福井県4~5月の振り返り(3~6P)
- 福井県内第3期の振り返りについて
- 福井県内第2期の振り返りについて
- 新型コロナウイルス感染症患者の退院後のフォローアップ調査結果(第2波)
- 福井県内第1波の振り返りについて
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受診の流れなどについての詳細はこちらで解説しています。

11月から変わる発熱時の受診体制。どうすればいいのかを簡単に解説11月1日から、コロナとインフルエンザの同時流行期に備えた体制が始まります。
私達の受診の流れも変わってくるので、今後熱などの症状...
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